この記事は2023年12月1日に掲載された情報となります。
訓子府実証農場 農産技術課
訓子府実証農場では、現地の課題解決に向けた取り組みを展開しています。今回は、冷凍加工向け「寒締めちぢみほうれん草(弊会ブランド)」原料の栽培試験について紹介します。
これまで行ってきた冬季野菜栽培試験で得られた、無加温ハウス栽培のノウハウを活用。管内JAおよび本商品を開発している弊会各部署と連携し、2021年より寒締めちぢみほうれん草の栽培試験を実施しています(当年度3カ年目)。
冷凍加工向け原料の課題は収量確保・増収であるため、過年度は播種期や栽培管理、栽植密度の違いが収量に及ぼす影響を調査しました。
2023年度は、9月に播種し、一斉収穫することで収穫作業の効率化が期待できる栽植密度について、栽培試験を通じて確認しています。12月に収穫後、結果は管内JAを通じ「寒締めちぢみほうれん草」生産者へ情報提供していく予定です。