皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2023年12月1日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
連作とは、同じ畑で毎年同じ作物をつくることです。続けていくと作物の生育や品質が悪くなることがあります。これが連作障害です。
連作障害の主な原因は、その作物を加害する土壌中の病原菌やセンチュウなどの害虫が、連作で増えてしまうことです。また、土壌の塩類濃度が高くなったり、その作物に必要な特定の栄養分の吸収が進んで土壌養分のバランスが崩れたりして、作物や根が弱り、病原菌などによる被害を受けやすくなることもあります。
こうした障害を防ぐには年ごとに作物を変えて栽培する輪作が基本となります。病原菌などは、それに感染しない作物の作付けで減少するとともに、土壌微生物が多様になることで抑止力も期待できます。望ましい輪作年数は対象病害や地帯などでも異なります。
なお、対策は輪作だけでなく、土壌pH適正化や抵抗性品種の利用、排水性改善など総合的に組み合わせて行うのが重要です。