「いまさら聞けない基本知識」を農業ロボット「デスカ3号」と学びましょう!今回は肥料袋に記載されている文字についてです。
この記事は2021年4月1日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
肥料袋には、数字やローマ字が記されています。肥料の詳細な成分は保証票に記されていますが、この記号からもおおよその中身が分かるようになっています。
まず数字は、肥料3大要素の窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の保証成分(%)を示しています。ホクレンの肥料の場合は、保証成分下一桁の数字を並べています(例:窒素13%・リン酸21%・カリ5%→315)。例外として、下一桁が全て0になる場合は、二桁目の数字になります(窒素10%・リン酸20%・カリ10%→121)。
次に、数字の前のローマ字は主にカリの種類を示しています。「無印」または「C」は塩化カリ、「S」は硫酸カリ(またはサルポマグ)、「N」は硝酸カリ(または窒素の50%以上が硝酸態)という意味です(一部銘柄では該当しない場合もあります)。作物によってカリの種類を使い分けるための目印になります。詳しくはアグリポートVOL19の17ページ「肥料の基礎知識5」を参考にしてください。
アグリポート VOL19は下記アドレスからご覧いただけます。
https://www.hokuren.or.jp/kouho/ap/backnumber/19.pdf#page=18