この記事は2025年1月6日に掲載された情報となります。
訓子府実証農場 農産技術課
ホクレン訓子府実証農場 農産技術課では、直播てん菜の基肥での可変施肥を実施しています。これまでは施肥量削減を視点に可変区の施肥設定を行っていましたが、2024年は定量区、可変区とも面積当たりの施肥量を同量とし、それが収量結果にどのように影響するか試験を行いました。
可変施肥にあたっては、土壌腐植含量推定マップを利用し、推定値のムラ(地力ムラ)に応じた施肥を行い、定量施肥と比較しました。なお、肥料の半量を全層、もう半量は作条とし、全層施肥の際に可変施肥を実施しました。
その結果、可変施肥区で糖収量の増加(定量施肥区対比で102%)が認められました。今後も試験を継続し、成果を発信していきます。