この記事は2025年1月22日に掲載された情報となります。
由仁町 賀集 達矢さん(JAそらち南)
作付状況
POINT
•そらゆきと比べ倒伏しづらく、収量も上がるため収益アップが期待できる。
•土質によって、倒伏と収量のバランスを考え、施肥量の調整が必要になる。
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そらきらりの良いところはどのようなことでしたか?
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丈が短く強いので倒伏しづらく、防除が不要でコストも下げられます
JAから、そらゆき生産者に「そらきらりを作らないか」と申し出があり、多収の品種であることと、そらゆきは今後無くなると聞いたため取り組んでみることにしました。
そらゆきは風でなびいて倒伏寸前になることが多いですが、そらきらりは丈が短く株が強いので、倒伏しませんでした。
そらゆきの基幹防除は夏に1回ドローンで行っており、2024年はそらきらりの圃場が小さいので一緒に防除しましたが、次はいもち病に強いそらきらりの面積を増やすため不要と思います。収量アップとコスト削減で収益アップが期待できます。
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そらきらりで注意すべきポイントは?
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収量が上がり倒伏しない施肥量と、歩留まりを上げる収穫期の判断が大切
2024年の収量はそらゆきより数%多い程度でした。
肥料は全層施肥はBB633を40kg/10a、側条施肥は側条806を17〜18kg/10aと他の品種と同様にしましたが、うちは砂壌土で肥料が抜けやすく、この施肥量で倒伏しなかったので、もう少し肥料を入れたら収量が上がると思います。
また、収穫期が近づいても穂の色が薄く、タイミングを測るのが難しく感じました。籾の色を見て、他の品種より遅く、9月16日に収穫しました。
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その他のポイント
●晩生の品種なので、播種は他の品種より遅く、4月20日・21日に行いました。
●うちは防除の回数がもともと少なく、夏の基幹防除1回です。資材の価格が高騰しているので、病気になりにくく資材コストが軽減できるのは大きな利点だと思います。