皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2024年12月2日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
心土破砕(しんどはさい)とは、ある程度の深さまで農地に亀裂を入れて水の通り道を作り、透排水性を高めることを言います。トラクターの走行などで土壌が踏み固められると、作土の下に硬盤(耕盤)層ができます。
これにより、根張りが阻害され、養水分が十分に吸収されなくなったり、透排水性が悪くなったりします。
それを、心土破砕実施で改善できることがあります。収穫後の秋に行えば、雪解け水がすみやかに抜けるため、春作業がスムーズに行えます。秋の終わりまで収穫が続く場合は、春に心土破砕をすることもあります。
効果的な心土破砕を行うためには、
①事前に圃場の硬盤層の位置を調べる
②トラクターの馬力に合わせた作業機を選択し、効果的な深さで作業する
③できるだけ乾いた状態で、歩く速度程度でゆっくり作業する
④作物や圃場に合わせた方向に施工する
などいくつかポイントがあります。