この記事は2024年10月4日に掲載された情報となります。
ホクレン 米穀部 米穀総合課
ホクレン米穀部では、生産者、JA、関係機関と連携し、温室効果ガス(メタン)を削減できる稲わらの搬出・秋すき込みの励行を呼びかけています。
稲わらの搬出・秋すき込みに取り組みましょう!
稲わらの搬出・秋すき込みは、品質向上だけでなく、温室効果ガスの削減に有効です。稲わらの分解による温室効果ガスの発生量を春すき込みの場合と比較すると、稲わらの搬出の場合は76%、秋すき込みの場合は35%削減出来るとする調査結果もあります(図1)。
この度、この作業を呼びかける目的でポスターを作成しました(写真1)。昨年は、天候が悪く収穫後の作業日程を確保しづらかったものの、優良生産者の中で稲わらの搬出や秋すき込みを実施出来た方々のノウハウを図解で解説した「ゆめぴりか栽培ノウハウ ケーススタディーでわかる稲わらの搬出と秋すき込み」も配信していますので、ぜひ参考にしてください。
生産者の皆さまにおかれましては、収穫後、慌ただしい時期と思いますが、良質米の生産と環境負荷低減のために、収穫後の、稲わらの搬出・秋すき込みに取り組んでいただければと思います。