![試験区の比較 左:疎植区(立茎本数2本/株)、右:通常区(立茎本数3.3本/株)(収穫実証のため、親茎に青いカバーを装着)](https://agriport.jp/wp-content/uploads/2023/10/03-1024x300.png)
この記事は2023年11月1日に掲載された情報となります。
ホクレン訓子府実証農場では、労働力軽減を目的にアスパラガス自動収穫機の実証を行っています。
今年度は、自動収穫機の効率的な稼働を目指し、通常、株当たり3.3本程度立茎を立てるところ、株当たりの立茎本数を2本と疎植栽培して、機械収穫にとって障害物となる親茎(立茎)を減らした試験区を設定しました(写真)。
7月下旬に行った自動収穫機の実証試験の結果、疎植区(2本/株)については、通常区(3.3本/株)に比べ明らかに収穫成功率が向上する試験結果が得られました。一方、収量性は疎植区と通常区では同等との結果も得られています。
当農場は、今後も引き続き疎植栽培での収量性の確認や、自動収穫機の普及に向けた実証を行っていきます。