CASE STUDY 04

獣害対策の事例

キーワード:サイレージ子実コーン子実とうもろこし自給飼料
この記事は2024年8月30日に掲載された情報となります。

栄養価の高いコーンサイレージは獣害が多い傾向にあります。農家さんが実施している対策例を紹介します。

 

  • 獣害対策の基本を教えてください!

  • 環境整備・侵入防止柵・こまめな見回りで対処しましょう

●環境整備
ネズミやアライグマなどの中小動物が身を隠せるような場所を作らないことが重要です。サイロ周辺は不要なものは撤去し、こまめに草刈りや除草を行いましょう。

●侵入防止柵
サイロ周囲を電牧で囲ったり、サイロ上部を網で囲って動物の侵入を防ぐ方法も効果的です。

●こまめな見回り
被害を最小化するためにも、こまめに見回りし侵入箇所をふさぐなどの対応をしましょう。

 

身を隠す場所がないサイロ周辺((株)本別町TMRセンター)-
身を隠す場所がないサイロ周辺((株)本別町TMRセンター)

 

CASE 01
デーリィーファーム若松(JA新はこだて)

デーリィーファーム若松(JA新はこだて)-

グラスサイレージでは三層シートのみですが、コーンサイレージではその上にブルーシート、タイヤ、ネットの順で設置して、鳥害対策をしています。

 

CASE 02
フロンティアニセコ(JAようてい)

フロンティアニセコ(JAようてい)--

雪が降る前にアスファルトの淵にタールを垂らしてネズミ避けをしています。昨年は実施が遅くなりネズミ被害があったので、効果はあると実感しています。

 

CASE 03
台川牧場(JAるもい)

スタック周りに電牧を張っています

スタック周りに電牧を張っています。電牧を張ってからは、シカやアライグマの被害がなくなりました。

 

※掲載ノウハウは個人の見解に基づくもので一般に該当しないケースもあります。