皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2022年2月1日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
農薬を散布する際に意図しない場所に飛散することを「ドリフト」と言います。ドリフトする主な要因は、散布時の風速、散布する農薬の粒径や粒子の大きさ、散布位置の高さ、散布量などが挙げられます。
農薬は、登録がない作物の場合0.01ppm未満という厳しい残留基準値が設定されることが多く、これを超過した場合には、当該農産物の出荷停止・回収などの厳しい対応が求められます。他作物の圃場が近い場合や、隣接する圃場にある農産物の収穫期は特に注意が必要です。他にも住宅地や河川など周辺環境への影響に注意が必要です。
農薬を散布する際には、①風向きに注意する、②散布の方向や位置に注意する、③適切なノズルを使用し適正な圧力で散布する、④適正な量で散布するなど、ドリフトを軽減する対策を講じることが大切です。