農業労働力人材が不足する中、JAグループ北海道の取り組みを紹介します!
この記事は2021年6月1日に掲載された情報となります。
ホクレン営農支援センター 営農支援推進課
北農5連JA営農サポート事業の実施
全道各地で担い手の不足、過疎化や規模拡大が進み、農業労働力の不足が深刻化しています。
JAグループ北海道では「北農5連JAサポート協議会(JA北海道中央会、JAバンク北海道、JA共済、北海道厚生連、ホクレン)」を立ち上げ、JAの人材確保に各連合会が一体的・横断的にサポート事業を実施(図1)。
JAや組合員の労働力確保を支援するため、地域農業労働力の需給調整に取り組んでいます。
産地間連携・他産業間連携・外国人材の活用
コロナ禍が長期化する中、外国人技能実習生の入国が遅れ、生産現場への影響が懸念されます。一方、国内では飲食業界を中心に給与カットや休業を行う企業が増加しています。
このような中、道内の経済界や旅行業界など他産業と協力し、民間企業と生産現場の人材をマッチングする支援、産地間連携やパラレルノーカーと称した副業の推進、共通チラシの様式提供などに取り組んでいます(図2)。