この記事は2023年10月6日に掲載された情報となります。
中山間地域の農地には、携帯電波が届かない「不感地帯」があり、スマート農業の実現を阻んでいる現状があります。
このような農地を多く抱えているJAつべつでは農林水産省の農山漁村振興交付金を活用し、情報通信環境整備対策を進めるべく、2023年5月に津別スマート農業普及コンソーシアムを設立。
不感地帯での農業IoT(アイオーティー)※1機器の活用により耕地を維持していく取り組みを行っています。
今回2023年8月に、津別町内の不感地帯でRTK自動操舵トラクタの走行を実証しました。
わずかに拾える携帯電波をLoRaWAN(ローラワン)※2基地局で受信し、基地局近隣の無線通信が届く範囲で、RTK自動操舵トラクタを使用してみました。
実証結果については順次検証しながら、今後も機器の精度向上や他の機器でも実証を行っていきます。