この記事は2025年7月14日に掲載された情報となります。
留萌支所 営農支援室
JAるもいと留萌支所営農支援室では、圃場の透排水性改善に向け、カットブレーカーを用いた現地試験に取り組んでいます。6月3日に管内の大豆播種予定の圃場において、「カットブレーカーmini」の施工を行いました。当日はJAるもい、留萌農業改良普及センター、上川農業試験場、北農研センターからも関係者が集まり施工状況を確認しました。
カットブレーカーは、V字状の切断刃で土壌を破砕・落下させ、破砕溝を構築することで、圃場の膨軟性・透排水性・通気性を改善、作物の根域を拡大して増収に貢献する技術です。今後は大豆の生育・収量調査や圃場の排水性評価を行い、カットブレーカーの効果を検証する予定です。
カットブレーカーminiによる作業の様子(上)と持ち上げたところ(下)