この記事は2024年6月5日に掲載された情報となります。
ホクレン畜産生産部
畜産生産部では、飼料価格が高止まりしている中で自給飼料を最大限活用していただけるよう取り組んでいます。
今年はアグリポートWebにて情報の発信を行っています。ぜひご活用ください。
自給飼料の活用に役立つ情報を発信
酪農畜産経営は、配合飼料の価格が令和2年10月以降値上がりを続けた後高止まりし、未曾有の危機を迎えています。
こうした厳しい営農環境においても足腰の強い経営がなされるよう、ホクレン畜産生産部では、自給飼料を最大限活用するための「自給飼料活用部会」を全支所の職員と立ち上げました。
本年は、自給飼料を活用するために役立つ情報を「アグリポートWeb」で継続的に発信します。
隔月で、テーマに沿った基本技術の解説はもちろん、自給飼料の品質や採食量を向上させるために、全道各地で実際に行っている取り組みを紹介します。
気候条件等により各地域で作付け可能な品種・草種などはそれぞれ異なりますが、一つでも生産者皆さまの経営に貢献できるよう取り組みを進めています。
5月下旬にアグリポートWebにアップした、自給飼料活用ポイント集5月号のテーマは「牧草収穫とサイレージ調製」。
良質なグラスサイレージを得るためには、不良発酵につながる異物を入れないこと、酸素ができるだけ入らない環境を整えることが重要であるとともに、収穫のタイミングや、原料草の水分調整などもポイントとなります。
5月号では、基本技術の解説に加えて、さまざまな取り組みにより牛が“よく食う”粗飼料を確保し、廃棄ロスを減らして生産性を上げている3軒の生産者の事例と、JAコントラの取り組みについて紹介しています。ぜひ「アグリポートWeb」でチェックしてください。
自給飼料活用ポイント集5月号はこちらからご覧ください>自給飼料活用ポイント集5月号