皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2025年4月1日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
F1種とは一代雑種のことで、農業の分野で広く利用されています。
まず、 F1品種は異なる特性を持つ二つの親を交配して作られます。
この交配によって生まれる最初の世代が F1品種です。例えば、病気に強い親と収量が多い親を交配することで、両形質で両親よりも優れた特性を持つ F1品種が得られます。
このように、親の良い特性を受け継ぎやすい特徴などを生かし、安定した収量や品質が得られる技術です。
しかし、この「良い特性を受け継ぎやすい」という特徴は最初の世代のみです。
F1品種から得られた種子を再び植えても、親と同じ特性を持つ植物が育つとは限りません。
そのため、 F1品種を利用する場合は、毎回新たに交配して種子を得る必要があり、安定したF1品種の開発、商品化にも長い歳月がかかります。
また、肉牛でも F1牛(交雑種)というものがあります。
和牛の肉質の良さと、乳牛の成長の早さや病気への強さの特性を生かすことを目的に、和牛と乳牛を交配するケースが多いです。