株式会社ローソン おにぎり

おにぎりは店の“顔” 北海道米表示で安心を

おにぎりは店の“顔” 北海道米表示で安心を

私たちにとって身近な存在であるコンビニエンスストアで、北海道米がどのように活用されているか、株式会社ローソン北海道商品部マーチャンダイザーの山上猛さんに聞きました。

この記事は2020年6月1日に掲載された情報となります。

株式会社ローソン  北海道商品部マーチャンダイザー 山上 猛さん

株式会社ローソン
北海道商品部マーチャンダイザー 山上 猛さん

Profile:神奈川県出身。2014年入社。本社農業推進部、東北商品部を経て、2019年に北海道商品部へ。「北海道に来て北海道米の食べ比べをし、種類の豊富さとおいしさに感動しました」

おにぎりに「北海道米LOVE」

「マチのほっとステーション」として、各地域でコンビニエンスストアを展開するローソン。今年の休校時には、ホットミルク半額による酪農家支援や、学童へおにぎりの約58万個無償提供を行うなど、地域の街を大切にすることが理念です。全国で1万4千店舗以上、北海道内では673店舗(2020年3月現在)を展開しています。

商品開発はエリアごとに地産地消に取り組み、道内でも2018年から、北海道米販売拡大委員会のプロモーションと連動し、北海道米を100%使用しているおにぎりに「北海道米LOVE」を表示しています。

「道内で販売するおにぎりの原料の多くは道産のうるち米やもち米です。2年前から改めて『北海道米LOVE』の表示を加えたことで、お客様からは『コンビニでも地場産のものを使っていることが分かり、より安心感が高まった』という声をいただきました」と山上さんは言います。

手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ 標準価格120円(税込)手巻おにぎり 焼鮭ほぐし 標準価格150円(税込)
手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ 
手巻おにぎり 焼鮭ほぐし 
北海道米LOVE
北海道米LOVE

ありがたい米の安定供給

米の品種は、トレンドに合わせて配合を変えているため、品種が豊富な北海道米は調整がしやすいそう。「商品によっても嗜好は異なりますが、現在は、“ふっくら・粒立ち”がキーワードです。おにぎりは言わばコンビニの顔なので、開発には力を入れています。『北海道米LOVE』の表示によって、『ローソンに行けば北海道米のおにぎりが買える』と思っていただければ」。また、道外では各地に米どころがあることから基本的には地元の米を使用しているものの、近年全国的に食味が高く評価されている北海道米を使用している地域もあると言います。

更に野菜などは地場産品が提供できない時期もありますが、米は年間を通じて安定供給できることが、製造工程でも商品の訴求でも進めやすいポイント。このように北海道米のおにぎりが提供できているのも、「生産者のおかげ」と山上さんは強調します。

「北海道米は、日常の食卓にも並ぶ身近なお米になっています。ご当地米を使ったおにぎりは、お客様から大変ご好評頂いています。ローソンは、今後も地域に密着した身近なコンビニとして、生産者の方々が作ってくださったおいしい北海道米を使ったおにぎりを発売したいと考えています」

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