この記事は2019年8月1日に掲載された情報となります。
これからの時期、農作業中の熱中症や転倒によるけがなどには注意が必要です。今注目の「スマートウォッチ」を活用すれば、そんなリスクを回避することができます。
writer: 西谷 忠和(Kingyoya)
熱中症対策以外もリスク回避に有効な機能がいっぱい
酷暑の季節、多発するのが熱中症や暑さのため集中力が低下して起こる作業中の事故。これらの予防や防止に有効なのがスマートウォッチです。
事故を未然に防ぐため工場や工事現場では導入が進んでいるスマートウォッチ。まだご存じない方にスマートウォッチを一言で説明すると、スマートフォンに連動した機能が付いた時計です。
例えば、スマートフォンで受信したメールやSNS、電話などをスマートウォッチで確認し、返信したり、掛け直せます。そのため農作業中にスマートフォンを取り出してうっかり起こる事故を減らすことができます。
また、定期的に心拍数や血圧を計測して、異常があれば振動などで知らせてくれるので、作業中の熱中症対策にも活用できます。
LINEなどを使って、作業中でも連絡を簡単にとり合ったり、激しく転倒した場合は、警告音を鳴らし、画面に緊急通報サービスなどを表示して連絡。万一何も応答がない場合は自動的に緊急通報サービスに知らせてくれます。
ほかにも時計の機能と組み合わせて、1日のスケジュールや、休憩時間の確認ができるアプリ機能付き。
スマートウォッチはアップルウォッチが有名ですが、ほかにもさまざまなメーカーから発売されており、デザイン性や機能も異なります。ぜひ、自分に合ったものを探して安全な作業にお役立てください。