農作業事故防止に向け、農作業安全研修会の開催に協力

キーワード:研修農作業事故防止農作業安全
この記事は2025年2月12日に掲載された情報となります。

函館支所 営農支援室

函館支所営農支援室では、農作業安全への意識向上を図り、事故防止に役立つ知識を紹介する「農作業安全研修会」開催に協力しています。

昨年11月27日に開催された道南地区JA女性部フレッシュミズ研修での「農作業安全研修会」では、当支所営農支援室が講師を務め、参加した35名(内:女性農業者22名、JA 9名)に対し、「事故が減少しない背景」「事故事例」「身の回りの危険(ヒヤリハット)」「JA新はこだて青年部の取り組み」について説明しました。そして、函館支所農機燃自生活課は「トラクター保守点検の必要性」、株式会社クボタはWEBを活用し「活躍する女性農業者の声」などの情報提供を行いました。

また、昨年12月3日にJA函館市亀田の生産部会連絡協議会が主催となり開催された、「農作業安全研修会」においては、約30名の生産者とJA職員に対し、当支所営農支援室から「ヒヤリハットを共有し、農作業事故を他人事にしない」「圃場における危険な箇所を放置しない」「信頼のおける資材を使う」など、事例を交えて説明し、研修の後半では、「農作業安全の取り組みを組織から、より生産現場に近い生産者の取り組みとして始めていただきたい」という思いを伝えました。
当日、生産者からの直接的な発言はなかったものの、受講された方は皆、熱心に耳を傾けており、研修終了後はJA役員から「生産者における農作業安全は一丁目一番地で、とても大切なことであり、本研修を開催してもらって感謝している」との言葉をいただきました。

管内では今後、2月に開催予定の道南地区JA女性部アグリミセスセミナーにおいても農作業安全の取り組みが行われる予定です。
当支所営農支援室では、これからも現場の要望に合わせ、農作業安全の取り組みに協力していきたいと考えています。

 

道南地区JA女性部フレッシュミズ研修の「農作業安全研修会」

 

JA函館市亀田生産部会連絡協議会の「農作業安全研修会」