水稲除草剤の水口処理(モニター試験)

 この記事は2022年5月27日に掲載された情報となります。

令和4年5月19日、東川町の岡村様にエンペラー豆つぶの水口処理をお試しいただきました。

試験は約2.9haの大型圃場で実施、水深3~5cmから始めて7cmまで水を入れながら作業を行いました。4カ所の水口から2.5ha分の薬剤を投入し、水口の反対側から0.4ha分の薬剤をひしゃく散布をしました。水口処理作業は5分ほど、ひしゃく散布作業は10分ほどで終わりました。4時間後に水深を確認したところ、十分量の水がたまっていたので水を止めました。岡村様は他の圃場でジャンボ剤を投げ込み施用していますが、「水口処理の方が処理作業が短くてラク」であることを評価していただきました。また、「昨年から水口処理を試しており、効果に問題は無かった。今年の試験でも十分な効果が見られた場合、使用面積の拡大を検討したい。」とご意見をいただきました。

その他地域でもモニター試験に取り組んでおり、随時ご報告したいと思います。


約2.9haの大型圃場です
約2.9haの大型圃場です。
薬剤投入作業です
薬剤投入作業です。

水の流れにのって、薬剤が広がります。