労働力不足解消に向け産地間連携を実施

 この記事は2022年10月13日に掲載された情報となります。

 JA新おたるでは、JA全農ふくれん(全国農業協同組合連合会 福岡県本部)、農作業受託会社菜果野アグリ(本社大分市)、旅行会社JTBと連携し「北海道ミニトマト収穫プログラム」を実施しました。当プログラムは、国の農業労働力産地間連携等推進事業の一環で、後志管内仁木町でミニトマトの収穫や枝葉の剪定などの作業の働き手として、夏休み期間中の九州の大学生らに活躍してもらう取り組みです。参加者は、株式会社JTBと雇用契約を締結し、仁木町内のコンテナホテルなどを宿泊先として利用。参加者への賃金は受け入れ生産者が負担しますが、交通費や宿泊費は国の事業を活用しました。
今回のプログラムは、8月16日から9月7日までの期間を3クールに分け実施し、九州から延べ45名(270人工)が参加。全10戸の生産者が受け入れました。参加した方からは「猛暑の続く九州と比べ、北海道は涼しく作業がしやすい」、受け入れした生産者からは「収穫時期は人手が足りないので助かった」と感謝する声が挙がりました。JA新おたるでは地域全体での労働力確保を重要課題として掲げており、今後も産地間連携を含めさまざまな方法で労働力確保に向けた取り組みを継続していきます。

労働力不足解消に向け産地間連携を実施