この記事は2023年11月1日に掲載された情報となります。
スマート農業推進課は、牧草地での省力的な雑草防除技術確立に向け、9月下旬、釧路管内の牧草地において、NTTコミュニケーションズ株式会社を始めとする関係企業、JA・生産者、研究機関と共に、ドローンが撮影した画像からのAIを用いた雑草(ギシギシ)検出と、その結果に基づく自動ピンポイント農薬散布の実証に立会いました。
当日は、撮影用ドローンによる圃場撮影と、3種類の農薬散布機(トラクター+高性能ブームスプレーヤー、ドローン、小型地上走行ロボット)によるピンポイント農薬散布が模擬的に行われました。
この技術の開発により、農薬使用量の削減、飼料品質の向上、人手による農薬散布時間の削減など、さまざまな効果が期待されています。