皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2024年10月1日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。
暗きょとは、圃場の地下に設ける排水用の水路のことです。素焼きの土管や、穴の空いた合成樹脂管が使われます。地中60〜100㎝に埋められた管の上には、もみがらなど透水性の良い資材も入れられ、圃場の過剰な水分を近くの排水路に導きます。
これによって、土壌の通気性が良くなり、農作物に湿害が発生しにくくなるほか、地温が高まることで根の伸長を促す効果も期待できます。また、降雨後に圃場が乾きやすくなって、農業機械での作業性も向上します。
ちなみに、明治時代に開拓使長官・黒田清隆から開拓農地の作物作りについて相談された札幌農学校のクラークとエドウィン・ダンは、「①プラウ(牛に引かせるスキ)をかけろ、②輪作をしろ、③瓦管(土管)を埋めろ」と回答したと言われ、この頃から暗きょ排水の重要性が指摘されていたことが分かります。