皆さんからの疑問を大募集！
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。

この記事は2023年2月1日に掲載された情報となります。

農業ロボット「デスカ3号」

農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。

牛はとても臆病で警戒心が強い動物です。そのため「やさしく接すること」が一番大切で、そのポイントを三つご紹介します。

❶牛の真後ろに立たない
牛はぐるりと後ろまで330度も視野があります。それでも、真後ろまでは見えないので、真後ろから急に人が視界に入ってくると、驚いてパニックを起こしてしまいます。

❷牛を急かさない
牛の歩く速度は人よりも遅いので、牛舎を人が普通に歩くだけでもストレスを感じてしまいます。牛舎では意識してゆっくり歩くようにしましょう。

❸集団行動を乱さない
牛は集団心理が強い動物です。1頭が走り出すと、他の牛もつられて走り出し危険です。集団行動を意識し、1頭1頭に気を配りましょう。

この三つのポイントに共通するのは「牛を驚かせないこと」です。牛舎でも放牧地でも、牛が落ち着いた状態で過ごせるように心掛けることが大切です。そうすることで、牛も人もけがを未然に防ぎ、お互い大切なパートナーとして一緒に過ごしていけます。