コネクテッドファーム通信(2024年9月)
取り組みNOW ~生産性向上

麦稈収穫へのホクレンGIS利用

キーワード:コネクテッドファームホクレンGIS生産性向上麦稈収穫
この記事は2024年9月2日に掲載された情報となります。

訓子府実証農場 畜産技術課

 

ホクレン訓子府実証農場では、畜産場面でのホクレンGIS利用を想定した実証にも取り組んでいます。

酪農家は牛床の敷料として麦稈を用いる場合が多く、当農場でも使用しています。例年、7月下旬から8月上旬にかけての小麦の収穫時期になると、近隣町村の生産者圃場から当農場で使用する麦稈を収穫(梱包)、運搬していますが、大小合わせて60以上もある対象圃場についての情報共有も一苦労でした。

しかし、今年からホクレンGISを利用することで、圃場の位置だけでなく「小麦の収穫前」「麦稈収穫済み」「麦稈運搬済み」といった各圃場の状況についても、スマホなどで視覚的に捉えることができるようになりました。そして、従来よりも対象圃場や作業進度の情報共有がスムーズになることで、迅速かつ効率的に麦稈収穫を行うことができました。

図1.スマホ上のホクレンGISの画面