CASE STUDY 05
株式会社加藤デーリィファーム(JA新はこだて)

適期収穫できる草種をメインに

キーワード:オーチャードグラス牧草生産草地更新
この記事は2024年7月19日に掲載された情報となります。

株式会社加藤デーリィファーム(JA新はこだて)

株式会社加藤デーリィファーム
(JA新はこだて)

●DATA
経産牛頭数:140頭(乾乳20頭程度)
草地面積:100ha
飼料用トウモロコシ面積:40ha
自力更新時の機械:プラウ、スプレーヤー、シュレッダー、ロータリーハロー、ブロキャス、エアシーダー、ケンブリッジローラ(自前)

 

  • 草地更新はどのように進めていますか?

  • 適期収穫できるオーチャードグラスをメインにしています

●「強害雑草(リードカナリーグラスやメドウフォックステイル)や裸地が増える」「グラスサイレージの食い込みが落ちる(ムラができる)」ことを避けるために5~6ha/年程度で草地更新をしています。

●天候が比較的安定している6月上旬に収穫が始められるように、直近はオーチャードグラス(晩生)を増やしています。

●チモシーは極早生~早生で、オーチャードグラス収穫と連動するように工夫していて、6月20日くらいまでに作業を終わらせるようにしています。

  • 草地への思いを聞かせてください

  • 草地更新による安定した収量が経営を支えています

●牛が食う牧草を収穫すること、また草地更新により収量が安定していることが今の乳量、繁殖成績に反映していると思います。

●適期刈りが天候によって困難になるリスクを分散させるような取り組みを試みていきたいと思います。

 

※掲載ノウハウは個人の見解に基づくもので一般に該当しないケースもあります。