この記事は2018年12月1日に掲載される情報となります。
牛にセンサーを装着、状況を把握し、異常や分娩時など急を要する事態に迅速に対応するモニタリングセンサー。多くの牛を24時間体制で監視するこのシステムの代表的なものをご紹介します。
一つは牛の首元にセンサーを装着し、行動データを人工知能で分析。個体ごとの状況を管理して発情期や病気の兆候を見逃さないシステムです。
もう一つは牛の膣内に体温センサーを入れ、体温を監視。破水時にはセンサーが排出されることで分娩の兆候・異常を感知するものです。
どちらも遠隔地からスマートフォンなどで情報を確認できるので、早期に牛の体調の変化を発見し、適切な管理ができます。