コネクテッドファーム通信(2025年1月)
取り組みNOW ~生産性向上

2024年 訓子府実証農場 自給飼料生産状況

キーワード:コネクテッドファーム生産性向上自給飼料
この記事は2025年1月6日に掲載された情報となります。

訓子府実証農場 畜産技術課

 

当農場は2024年にサイレージ用牧草地72.1ha(オーチャードグラス36.4ha、チモシー35.7ha)、飼料用トウモロコシ35.5ha(85日6.6ha、90日25.5ha、100日3.4ha)を栽培しました。

春先の天候に恵まれ、例年より早く牧草地への早春施肥、飼料用トウモロコシの播種が行うことができました。2023年は夏の猛暑の影響がありましたが、2024年は穏やかな気候であったので、牧草、飼料用トウモロコシ、いずれも収穫が早かったにも関わらず多収でした。チモシーの収量については追肥の効果が現れたと考えています。

今後は、更なる多収を目指して、牧草地へは収量の低下が見られる圃場への追播を実施し、飼料用トウモロコシは90日クラスの栽培面積の拡大を検討しています。

 

 

図1.オーチャードグラス収量成績
図1.オーチャードグラス収量成績

 

図2.チモシー収量成績
図2.チモシー収量成績

 

図3.飼料用トウモロコシ収量成績
図3.飼料用トウモロコシ収量成績