皆さんからの疑問を大募集！

今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。

 

この記事は2024年2月1日に掲載された情報となります。

 

農業ロボット「デスカ3号」

農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。

 

 

トラクターを利用する多くの農作業は、耕起や播種などで圃場内を直進走行します。舗装路面と違い、圃場には凹凸や土壌の性質、天候などの影響があり、圃場内を直進走行するにはある程度の運転技術が必要なことや、運転に労力がかかることが課題となります。

これらの課題解決に役立つのが、GNSSガイダンスと自動操舵システムを利用した農作業です。GNSSガイダンスは人工衛星を利用し走行軌跡を見える化するカーナビのようなものです。また、自動操舵システムは直進走行をアシストしてくれるハンドルのようなもので、モニター画面の地図上に基準となる直線を設定すれば、それと平行に走行するので、非熟練者でも高精度な直進走行が可能となります。更に、RTK補正信号を利用すると走行軌跡のズレ幅が少なくなります。

また、オプション機能を別途付加することにより、枕地旋回も自動で実施できる商品もあります。GNSSガイダンス・自動操舵システムを導入することにより高精度な作業や運転労力の軽減効果が期待されます。