皆さんからの疑問を大募集!
今更聞けない疑問をデスカ3号が代わりに聞きます。皆さんの疑問をアンケートでお寄せください。
この記事は2025年11月17日に掲載された情報となります。
農業ロボット「デスカ3号」
農業お手伝いロボットとして開発され、北海道の生産地をさすらいながらお助けします。開発されたばかりなので農業はまったくの初心者です。

牛の耳についているタグは、耳標(じひょう)と呼ばれるものです。黄色い耳標には「個体識別番号」という一頭ごとに違う数字が記載されていて、装着している牛の性別や種別、出生日の個体情報や、出生から牛肉になるまでの流通履歴(牛の受け渡しによる転出・転入日、と畜日)がひも付けされています。
この背景として、2001年に日本で発生したBSE(牛の脳の中に空洞ができる伝染病)の問題があります。BSEの発生を受け、牛の生産履歴を厳密に管理し、消費者に安全な牛肉を提供するために牛トレーサビリティ法が制定されました。
そのため、国内の牛は法律のもと、生まれてすぐに個体識別番号が記入された耳標を装着することが義務化されました。
インターネットを通じ専用検索サイトに個体識別番号を入力すると、生産履歴を調べることができます。その牛の一生を知ることができるので、消費者の安心につながっています。
