マルハニチログループの食肉加工を一手に担うニチロ畜産株式会社。あの三國清三シェフも太鼓判を押す十勝工場発の北海道ビーフハンバーグには、食の大地・北海道の誇りとうまみが凝縮されています。
この記事は2020年12月1日に掲載された情報となります。
ニチロ畜産株式会社
十勝工場 工場長 大木 岳義さん
Profile:2008年に入社。名寄工場勤務を経て、2020年春から十勝工場の工場長に着任。「牛肉加工の現場は刃付きの大型機械が多く、スタッフが安全に作業できる環境づくりに努めています」
道産乳牛のミンチを全国に
挽肉やステーキに加工した北海道産牛肉を全国へ届けているニチロ畜産株式会社。
札幌、名寄、芽室と全道に3カ所ある工場の中でも、2000年に開設した芽室の十勝工場は、牛肉加工処理に加えて加工食品の製造機能も備えたメインファクトリー。札幌市西区西町にあるアンテナショップ「さっぽろ西町ハム工房」にも、ハム・ソーセージ、ハンバーグなどのオリジナル商品を供給しています。
酪農王国・北海道では全国の乳牛の約6割が飼育されており、役目を終えた乳牛は食用に加工されてその命を全うします。
「当社は全道の乳牛の約3割を仕入れており、枝肉から骨を除いてカットして…という一連の工程を安心・安全な環境の下、行っています」と語るのは、十勝工場の大木岳義工場長です。「世界においしい幸せを」というマルハニチログループのスローガンを、十勝工場58名の従業員とともに日々、実践しています。
上質な北海道産ブランドだからステイホーム時代に受け入れられる
そんな牛肉加工に絶対的な自信を持つニチロ畜産株式会社が、2013年から販売する逸品がこちら!「十勝工場発 北海道ビーフハンバーグ」です。
「ハンバーグの主役である牛肉はもちろん、玉ねぎや鶏卵、しょうゆ、砂糖、牛乳などの副原材料もできるだけ北海道産にこだわりました。隠し味のワインも北海道産を使い、農畜産物の原料基地・十勝だから作ることができた本格派ハンバーグです」と、大木工場長も胸を張ります。
しかも牛肉の配合率は「64%」で「しっかりと肉の味が楽しめる」おいしさです。日本を代表する道産子シェフの三國清三氏にも認められ、「三國清三推奨」のお墨付きをもらっています。
「思わぬステイホームが続いた今年、消費者の方々の意識が出来合いの物を買うのではなく〝素材から何かを作り上げる〟方向に傾き始めているようです。そうした時代に上質な北海道産ブランドの製品を送り出せるのは、我々の大きな強みだととらえています」
北海道の酪農家から預かった命のリレーが、加工のプロフェッショナルの手を経て全国の食卓へ。十勝工場自慢の逸品を「いただきます!」