この記事は2023年11月1日に掲載された情報となります。
ホクレン訓子府実証農場では、アスパラガスの生産振興およびハウスの有効活用を目的に「枠板高畝ハウス立茎栽培」を実施しています。これは、アスパラガスの定植床に枠板を用いて30㎝程度盛土し、高畝にするもので(写真、図)、根域や地温の確保、排水性向上による多収効果、また、収穫時などは、かがむ距離が少なく作業性向上が認められます。
当農場のアスパラガス栽培は、今年度、定植4年目(収穫3年目)となり、春芽と夏芽の収量を合わせて2,310kg/10a(収穫1年目955kg/10a、同2年目1,711kg/10a)と順調に収量が増加しています。
当農場は、今後も引き続き枠板高畝栽培における多収性などを確認していきます。